2013/06/25

SIビジネスに役立つクラウド活用基礎講座連載中です

先月発売の「月刊テレコミュニケーション6月号」より、クラウディアンのメンバーが執筆する「SIビジネスに役立つクラウド活用基礎講座」が連載中です。

連載第1回目となる6月号では、企業がパブリッククラウドを利用する用途としては、企業ITシステムの置換というよりも、最近話題のビッグデータ分析といった新規のIT需要への対応(クラウド・ファースト)か、バックアップ・アーカイブ等、企業ITシステムの「補完」として早期に、かつ恒常的に利用することが、もっともあり得るシナリオであろうと紹介しました。

連載第2回目となる7月号では、パブリッククラウドの3つの特長 (1)従量制料金、(2)容量無制限、(3)セルフサービスを実現するための、コア技術について解説しています。「NOSQLの基礎知識(ビッグデータを活かすデータベース技術」の読者であれば、すでにご存知の内容をコンパクトにまとめました。

全連載5回の予定ですが、連載第3回目はパブリッククラウドを企業が利用するパターンを類型化し、具体的な利用シーンとともに、先日のCloudianセミナー2013で講演のあった、バックアップやアーカイブといったパブリッククラウドと連携する企業IT製品を紹介します。そして、連載第4回目はプライベートクラウドとハイブリッドクラウド、最終回にはクラウド業界や市場の将来像に対する仮説を説明し、読者の皆さんの打ち手の参考にしてもらえればと考えているところです。

「ホスティングをクラウドと自称することには違和感」、「プライベートクラウドは仮想化だけでは不十分」、「パブリッククラウドはさらに安くなる」、「パブリッククラウドは大手数社に収れんする」、「プライベートクラウドは多種多彩に」、「パブリックとプライベートクラウドの相互接続や使い分け」・・。こんな見方や背景も全5回のなかで紹介する予定です。ぜひご覧いただければ幸いです。



2013/06/17

初の全問正解! Cloudian(クラウディアン)エンジニア・トレーニング

6月第1週と第2週、それぞれ2日間づつ、CCE(Cloudian Certified Engineer)トレーニングを開催しました。本年1月から開始したCCEトレーニングを受講し、試験に合格したCCE取得者は、今回新たに10名追加となり、計62名となりました。

ハンズオントレーニングでは、Amazon EC2、ニフティクラウドも使用しますが、今回はCloudianとCloudPortalとの連携もあり、CloudStackを採用するCloudn(クラウド・エヌ)上の仮想サーバーにCloudianをインストールして行いました。

すでにCloudian(クラウディアン)をお客様に販売し、技術サポートを提供している成果かもしれません。CCE資格試験は50問中40問(80%)以上正解で合格ですが、今回初めて全問正解の受講者もいらっしゃいました。

資格者には資格証とCloudianマグカップを記念贈呈しました。


このトレーニングは有償で、Cloudianパートナー企業のエンジニアを対象としていますが、Cloudianに興味があり受講してみたいという希望があれば、ぜひこちらからご連絡ください。不定期のハンズオントレーニングですが、5名程度が集まるタイミングで適宜開催しています。

2013/06/13

「 」で紹介するCloudian(クラウディアン)

5月11日のブログ、インタビュー記事におけるCloudian(クラウディアン)の「 」にて、Cloudian(クラウディアン)のインタービュー記事をご紹介しました。その後、ITLeadersとマイナビニュースに記事掲載いただいています。それらの記事から「 」をご紹介いたします。


「他製品のほとんどがS3の基本的な操作のAPIに対応するに留まっています。これに対しCloudianは3年前からS3 API完全準拠として開発してきており、高度な機能のAPIまでも含む高い互換性を有しています」

「S3 APIだけではなく、統計、課金、ユーザー管理、利用量制御、監視等といった管理用APIまで実装している競合製品は見当たりません」

「Cloudianを導入しているお客様の多くが、すでにストレージ専用装置を利用しています。その導入コストに比べてCloudianが圧倒的に低価格だと、皆さんが驚かれます」

「Cloudianの分散ストレージ環境では、どこにデータがあるのかは重要ではありません。データがどのサーバーあるいはデータセンターにあっても、一意のオブジェクトIDで認識されるからです」

クラウド&サーバーホスティング完全ガイド2013 No.2(2013.05発行)通巻第9号


クラウド&サーバーホスティング完全ガイド2013において、Cloudianが紹介されています。ご覧になるためには資料ダウンロードが必要になりますが、たいへんに良い記事ですので、ぜひご覧いただければ幸いです。



クラウドストレージを企業が活用するためのヒントと技術を紹介 - Cloudianセミナー2013【マイナビ・ニュース】

6月3日に開催したCloudianセミナー2013をレポートしていただいた記事です。


「IaaSのレイヤーにおいては、Amazon S3と差別化をするのではなく、差別化されないようにコモディティ化をある程度意識しなくてはいけない状態。特にエンタープライズのユーザーにおいては、Amazon S3と互換であることのメリットが大きい」

「Amazon S3のAPIを使うことで相互接続できるのはもちろん、アプリケーションやツールが豊富にある。アプライアンス等も出ている。Amazon S3という環境がどんどん大きくなるだろうと考えている」




2013/06/04

盛況でした!「Cloudianセミナー2013」レポート

2013年6月3日(月)、「Cloudianセミナー2013」を開催しました。Cloudian(クラウディアン)はアマゾンS3と同等のクラウドストレージを構築できるソフトウェア製品です。S3 APIとの高い互換性を有しており、アマゾンS3とのインターフェースを備えている数多くの企業向けITシステム製品は、Cloudian採用のクラウドサービスやプライベートクラウドに保存先を変更するだけで利用することができます。

セミナーでは、Cloudianとの相互接続性を公式認定した製品をグローバル展開している各社から、エンタープライズにおける活用方法について説明いただきました。



今回はその講演内容についてご紹介したいと思います。

1.開会のご挨拶

クラウディアン太田から開会のご挨拶です。


ビッグデータとクラウドストレージ市場の動向とともに、いまやS3はクラウドストレージの事実上の標準となっており、「差別化されないようにすべき状況」にあるという私たちの見方についてご紹介しました。

2.CommVault Simpana


CommVault System Japanの斉藤様より、世界で17000社以上が利用し、調査会社ガートナーがエンタープライズ・バックアップ/アーカイブ・ソフトウェア製品のザ・リーダーと評価しているCommVault Simpanaについて講演いただきました。


CommVault Simpanaは、データのバックアップ/アーカイブだけではなく、データを保護(Protect)、管理(Manage)、アクセスするためのシングル・プラットフォームを提供します。また、CONTENTSTOREによるインデックス・サーチにより、ディスカバリ時間を大幅に削減できます。

3.Twinstrata CloudArray、Maginatics MagFS

Twinstrata社およびMaginatics社の国内販売店であるコアマイクロシステムズの木村様より、Twinstrata CloudArrayとMagnatics MagFSを紹介いただきました。同社は、Cloudianのパートナー企業でもあります。



Twinstrata CloudArrayは、クラウドストレージ・キャッシュ・ゲートウェイです。ファイルサーバーのストレージ装置の代わりにCloudArrayを利用することで、利用者はS3APIを意識することなく、オンプレミスのストレージのようにパブリック/プライベート・クラウドストレージ利用できます。数テラバイト規模のデータがCloudArrayにキャッシュされるため、データを読み書きする際にはネットワーク経由に伴う遅延を感じることがありません。

Maginatics MagFSは、広域共有ファイルサーバーを構築できる製品です。通常、コンシューマ向けのファイル共有サービスはローカルのラップトップ上のファイルが同期・共有されます。その状態ではラップトップを紛失した場合等には企業の重要なファイルも外部流出してしまうおそれもあります。MagFSでは、ローカルではなくファイルサーバーのファイルと同期するため、企業が求める高水準のセキュリティを保ちながら、さまざまなデバイスからの広域アクセスを可能にします。

4.CA ARCserve


日本CAの森様からは、日本で50%以上のシェアを持つバックアップソフトウェア製品、CA ARCserveについて、バックアップの基本とともに説明をいただきました。


CA ARCserveは数年前からクラウドストレージへのデータバックアップ対応をしています。クラウドにバックアップするといっても、バックアップの基本は何ら変わりません。バックアップサーバーのディスクに1次バックアップを行ったうえで、2次バックアップにクラウドを利用します。従来はこの2次バックアップをテープやローカルディスクに行っていましたが、それがクラウドに代わるだけで、運用やバックアップソフトウェアをそのまま利用できます。1次バックアップには引き続きローカルディスクを使いますが、保存する世代数を短くする、重複排除機能を利用することで、ディスク容量の節約も可能になります。

5.Cloudianの仮想アプライアンス化


日本IBMの新井様からは、Cloudianを仮想アプライアンス化して簡単に導入する方法について紹介いただきました。


仮想アプライアンスとは、仮想化環境上で稼働する仮想マシン上に、OSやアプリケーションを事前にインストール及び設定、その状態を1つのファイルにしたものです。OSやアプリケーション等を個別にインストール、設定すると、それなりの時間と専門性が必要になりますが、仮想アプライアンス化することで、迅速な構築が可能になります。新井様は前回の「Cloudianセミナー2012」でCloudianを知り、その後すぐにCloudianを仮想アプライアンス化。そのうえで、IBMが提供する仮想環境で検証し、Cloudianを公式認定したとの紹介がありました。

6. 閉会のご挨拶


閉会にあたってクラウディアンの石田よりご挨拶いたしました。


多いか少ないかは分かりませんが、この週末にCloudianのFacebookページの「いいね!」が1000件を超えたことと合わせ、Cloudianについて紹介されている各種情報ソースについて紹介をいたしました。クラウド&サーバホスティングガイド完全ガイドにてCloudianが紹介されていることや、本日講演のあった製品を「月刊テレコミュニケーション誌」にて連載開始の「SIビジネスに役立つクラウド活用基礎講座」の8月号においても解説する予定との予告もありました。

Cloudianは、数ペタバイト級のデータ量を扱うクラウド事業者だけではなく、一般企業が2、3台の汎用サーバーで利用することができます。そして、本セミナーで紹介したようにクラウドストレージへのインターフェースを備える数多くの企業向けITシステム製品と連携して利用することができます。本セミナーや講演スライドが具体的な活用方法を知る参考になれば幸いです。



さいごに、プロフェッショナルなプレゼンテーションをいただいた講演者の皆様、100名近くのセミナー参加者の皆様、さらには本ブログを読み進めていただいた皆様に、この場を借りまして心より御礼申し上げます。本セミナーで紹介した製品とソリューション及びCloudianとの連携について、さらに詳しくお知りになりたい場合は、お気軽にこちらからお問い合わせください。