2012/10/28

クラウド脳の「記憶」、クラウドストレージはカンバン方式


「ビッグデータとクラウド・ストレージ」 連載 第三回 トレンド編2: クラウド・ストレージとは


エノテック・コンサルティング代表

海部美知



◆ クラウド脳の「記憶」


「トレンド編」の第一回では、クラウドが「脳」となり、その中での「思考」活動がビッグデータであると書いたわけだが、脳のもう一つのはたらきである「記憶」にあたるのが「ストレージ」だ。今回は、「クラウド・ストレージ」を取り上げる。業界でSTaaS(Storage as a Service)と呼ばれるモノも、ほぼ同義である。

クラウド・ストレージとは、Dropboxをイメージしていただくとわかりやすいだろう。正確に言うと、Dropboxはエンドユーザーが使う「アプリケーション」であるのに対し、クラウド・ストレージはアプリケーションのプロバイダーが使う「インフラ」という違いがある。ここでは、どういう役割をするかという比喩として考えていただきたい。

Dropboxでは、ドキュメントを自分のコンピュータ上のフォルダーに入れるのと同じ操作で、Dropboxフォルダーに入れると、クラウド上にあるDropboxのサーバーに保存される。類似サービスは以前からあったが、特にDropboxが受けたのは、第一回に紹介した「クラウド+モバイル」という強力なコンビ結成のおかげだ。

従来のファイル共有サービスは「パソコン同士」であり、ログインが面倒などの理由で共有メンバーのノリが悪く、拒否反応があったりだんだん使われなくなることがしばしばあった。これに対し、Dropboxはスマートフォンのアプリとして提供されて、一人のユーザーの「パソコンとスマートフォンの間」でファイル共有が簡単にできるようになった。また、一定容量までならは無料という「フリーミアム」料金体系や、カメラを接続すると自動的に写真を吸い上げるなどの使いやすさも受けた。端末を買い換えたり紛失したりすることはパソコンよりもモバイルのほうが頻繁にあり、その場合に備えたバックアップ用にも使える。こうしたことから、広い層のコンシューマー・ユーザーにも浸透した。使い慣れた人が多くなれば、チームメンバー間での共有もやりやすくなる。同様のサービスで、企業ユーザー向けに特化したのBoxも人気を博している。

DropboxやBoxは、保存という機能を中心に、データや共有メンバーの管理などの機能を付加した、ストレージのパッケージサービスである。こうしたストレージ中心のもの以外に、例えばGメールは過去まで遡ってグーグルのサーバーに、あるいはフェイスブックにアップした写真はフェイスブックのサーバーに、それぞれ保存されている。このように、別目的のクラウドサービスの一部を形成するストレージもある。というより、クラウドサービスには必ず、何らかの形のストレージが不可欠である。

◆ 「カンバン方式」のクラウド・ストレージ


クラウディアンでは、こうしたDropboxのような上位レイヤーのファイル保存・共有サービスを「オンライン・ストレージ」、アプリケーション・プロバイダーが自社サービスの一部として、メールや写真などをクラウドに保存するためのインフラ・サービスを「クラウド・ストレージ」と呼びわけるよう、提唱している。以下は、後者「クラウド・ストレージ」の話である。

例に挙げたGメールのグーグルやフェイスブックは、自社でストレージのインフラを保有・運用している。しかし、各種オンライン・サービスを提供するプロバイダーが、あえて自前のインフラを持たず、専門業者から借りることを選択するケースは多い。例えばオンライン映画配信のNetflixは、膨大な量の映像と顧客データを持つが、ストレージは外部のものを利用している。このような外部ストレージがクラウド・ストレージである。

コンサルティング会社451Groupによると、クラウド・ストレージの市場規模(世界)は、2011年の13億ドルから2015年には60億ドルに成長すると予測されている。このうち、純粋にストレージ主体のサービスが大半(7.5→47億ドル)を占め、残りがバックアップとアーカイビング(5.5→13億ドル)となっている。



クラウド・ストレージの定義もいろいろあるが、451では要件として

  1. オンデマンドでストレージ容量を設定できる 
  2. ホスティング環境にあり、インターネット経由でデータにアクセスできる

の2つを挙げており、特徴的なのが1.である。

クラウドサービスでは、急激に活動が増えたり減ったりすることが多く、ピーク時の必要容量に十分な規模のストレージを最初から用意したら、値段が高い割にほとんどの時はガラガラに空いてるという、「田舎の高速道路」状態となってしまう。そうでなく、必要なときに必要なだけ注文でき、すぐに使える、といういわば「カンバン方式のハードディスク」がクラウド・ストレージ(またはSTaaS)の特徴である。2.だけならば従来型のホスティングでもよいのだが、1.があるのが従来との主な違いで、こうしたカンバン方式の拡張のことを業界では「スケールアウト」と呼んでいる。

前回にも書いたように、この世界で圧倒的な巨人がアマゾンである。シリコンバレーのWebベンチャー企業の中で、アマゾンのお世話になっていないところはないに近い。突然ユーザーが爆発的に増えることもあり容量の予測がしづらく、でもお金はあまりない、というベンチャーには、「カンバン方式」で容量を調達でき、料金が安いアマゾンのクラウド・ストレージはうってつけだ。顧客はベンチャーだけでなく、前述のNetflixもアマゾンを使っており、大企業顧客も多い。451の調査レポートで名前が挙がっているベンダーの中で、クラウド・ストレージの売上額が年間1億ドルを超えるのはアマゾンだけだ。正確な売上額のデータは手元にないが、前回の記事にあるように、アマゾンの市場シェアはほぼ50%と見られている。

これに、セールスフォース・ドットコム、ラックスペース、マイクロソフト、HPなどが続いている。

◆ アマゾンのストレージ方式


アマゾンのクラウド・ストレージは、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の一部で、商品名は「S3 」(Simple Storage Service)であり、前回書いたように、クラウド・ストレージのデファクトスタンダードのような存在になっている。

S3は、オブジェクト・ストレージという技術方式を採用している。ストレージには、データをどのような形式で保存するかにより、以下の3つの方式がある。


  1. ブロック・ストレージ: データを一定の大きさに切り分けて、そのまま機械的に、つまり「0と1」のまま保存する。伝送距離が非常に短く、高速であることが重要なSAN(Storage Area Network)で使われる。
  2. ファイル・ストレージ: 関連あるデータのセットをひとまとめにして「ファイル」とし、ファイル名やファイル形式などのメタデータを付加して、そのファイルの位置づけを「フォルダー」や「ディレクトリ」などの形で階層構造的に規定して保存する。パソコンでの操作でお馴染みの方式で、NAS(Network Attached Storage)で使われる。
  3. オブジェクト・ストレージ: データそのものとメタデータを合わせたものを「オブジェクト」とし、これにOID (Object ID)を付加して、すべてのオブジェクトをフラットに保存する。


ファイル・ストレージは、パソコンと同じで、紙のフォルダーとのアナロジーで感覚的に理解しやすいが、目的のデータにアクセスするためにはフォルダー構造の上から下へとたどり、そこから別のフォルダーに移るのに今度はまた上まで戻る、という手間がかかる。メタデータがファイルの外にあり、上位フォルダー名が他のファイルとも共有されていて、複数ファイルの同時並行作業がやりづらい、といった問題もあり、効率がよくない。

これに対しオブジェクト・ストレージでは、オブジェクトへのアクセスに必要なのはOIDだけで、いわば箱にタグをつけ、タグの番号を見て箱全体を引っ張り出す要領で、階層をたどる必要がない。メタデータも、まとめて箱の中にはいっている。OID一つにはオブジェクト一つだけしか紐付いていないので、複数の箱に同時並行でアクセスでき、効率がよいためコストが安く済み、スケールしやすい。ただし、これは「箱の中味が変わらない限り」という但し書きがつく。

こうした特徴から、「箱」の中味がほとんど変わらない静的なデータの塊、例えば画像、動画、eメールなどを保存しておく目的で、スケールアウトしやすさと低コストが重要であるクラウド・ストレージには、オブジェクト・ストレージが適しているわけだ。

【クラウディアンのホワイトペーパー「クラウドサービスの大きな成長機会「オブジェクトストレージ」「クラウドストレージの基礎知識」を参照】


◆ チャレンジャーたち


さて、このアマゾン一人勝ちの状況に、正面から挑戦しようとしているプレイヤーは、まだそれほど多くない。米国では、マイクロソフトやHPなどが、自社が強みを持つ大企業ユーザー向けに頑張っているが、少し違う顧客層が対象である。アマゾンへの挑戦者という意味ではグーグルが挙げられる程度で、それも中小顧客中心でまだシェアも小さい。欧州ではLunaCloud(ルナクラウド)という会社がアマゾン型のサービスで登場している。

日本では、「ニフティクラウド」やYahoo!クラウドが同様のサービスを提供しており、このたびNTTコミュニケーションズも参戦を発表した。詳細は下記を参照してほしい。

「Bizホスティング Cloudn」におけるオブジェクトストレージの提供開始について~ビッグデータに最適な拡張性と堅牢性を備え、月額7.35円/GBから低価格で利用可能~


海部美知(かいふ・みち)


エノテック・コンサルティン グCEO(最高経営責任者)。ホンダを経て1989年NTT入社。米国の現地法人で事業開発を担当。96年米ベンチャー企業のネ クストウエーブで携帯電話事業に携わる。98年に独立し、コンサルティング業務を開始。米国と日本の通信・IT(情報技術)・新 技術に関する調査・戦略提案・提携斡旋などを手がける。シリコンバレー在住。子育て中の主婦でもある。ブログ:Tech Mom from Silicon Valley。Twitter ID:@MichiKaifu。 著書に『パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本』(アスキー新書)がある。






Cloudian(クラウディアン)について


Cloudian(クラウディアン)は日本、米国、中国に拠点を持ちグローバルに展開しているソフトウェア開発会社クラウディアングループが開発提供するクラウドストレージを構築できるパッケージソフトウェア製品です。

Cloudianで構築するクラウドストレージは、事実上の標準であるAmazon S3互換のAPIを提供しており、数百から千種類に及ぶAmazon S3対応アプリケーション、ツール、アプライアンス、サービスを利用することができます。

Cloudianは、「ニフティクラウドストレージ」、NTTコミュニケーションズ「Bizホスティング Cloudn(クラウド・エヌ)オブジェクトストレージ」を始めとする国内外の商用クラウドサービスに採用されているほか、プライベート、ハイブリッドクラウドにおいても利用することができます。






2012/10/17

Cloudian(クラウディアン)の差別化ポイント

2012年10月15日、OSCA第2回クラウドソリューションセミナーにて、クラウディアンはCloudianパートナー企業のクリエーションライン様とともに、Cloudian(クラウディアン)のご紹介をしました。

クラウディアンからは、Cloudianの概要と「Cloudianの差別化ポイント」を中心にお伝えしました。Cloudianはクラウド環境に最適な分散オブジェクトストレージですが、数多くのアプリケーション、アプライアンス、ユーティリティ、ツールが簡単に利用できるよう、オープンに広く公開され、いまやクラウドストレージの事実上の標準とも言えるAmazon S3に互換するAPIを備えています。

最近ではCloudianに追随する製品も見かけるようになりましたが、CloudianはPUT、GET、DELETEといった基本的なAPIだけではなく、マルチパート・アップロード、ロケーション・コンストレイント、バージョニングといった高度なS3 APIも備えており、すでに商用環境にあることをお話しました。

また、独自機能として、バケットのデータ格納量が仮想的に無制限となるバーチャルバケット、ディスクの利用効率と性能を向上するHyperStore(ハイパーストア)、サービス運用に必要な統計・課金・管理・監視機能などがパッケージ化されていることについてもご紹介しています。

このプレゼン資料をSlideshareにアップロードしています。



Cloudianパートナー企業のクリエーションライン様からは国内外のCloudianの採用事例と他製品との比較検証結果について説明がありました。この詳細についてはクリエーションライン様に直接お問合わせいただければ幸いです。

ご出席の皆様、このような機会を与えていただいた事務局の皆様に、この場を借りまして心より感謝申し上げます。

2012/10/03

「クラウド」の裾野を支えるしたたかな人たち 箱モノからクラウドへ



イベント・企業編1: 箱モノからクラウドへ ~ ホスティング・クラウド会議 ゆるめの報告


エノテック・コンサルティング代表
海部美知



◆ 「クラウド」の裾野を支えるしたたかな人たち


9月19~20日、ラスベガスで開催された「Hosting and Cloud Transformation Summit 2012」に初めて行ってみた。

私は米国の各種カンファレンスに出席する機会が多いが、行けばそれぞれの業界の個性や雰囲気がよくわかって面白い。今回は、シリコンバレーのテック系カンファレンスとあまりに違うことが印象的だった。

シリコンバレーでは、アジア人・ヨーロッパ人、男性女性が雑多に混ざり、服装はジーンズのビジネス・カジュアル、展示は華やかで先進的なイメージだが、ここでは朴訥な白人男性が背広で集まり、展示も地味な「産業用」だ。これは実は「通信系」によくある空気で、アメリカ全土を面的にカバーするサービスは、こうした雰囲気の地方の中小サービスプロバイダーが裾野を支えている。

アメリカでは、90年代に「長距離ディスカウント・キャリア」や「CLEC(新規参入地域キャリア)」が百花繚乱し、全米で数千社が存在した。その筆頭がワールドコムだったのだが、彼らの多くはいわゆる「マネーゲーム」的な人たちではない。実直な地域密着商売をコツコツ続け、その後業態をいろいろに変化させて生き残ってきたが、その一つがホスティング業界であるわけだ。

そして、これらの地道なインフラストラクチャーの土台が、華やかなソーシャルやゲームなどのサービスを支えている。


◆ 好調なホスティング業界


ホスティング事業は地道なサービスといっても、その商売は順風満帆、というのが会議のトーンだった。2000年代初頭、ネットバブル崩壊で大量な供給過剰となったが、その後順調に需要が増大して在庫解消が進み、現在は「ちょうど需給が均衡している状態」というのが、この分野専門の投資銀行DHキャピタルの見解だ。ホスティング専業事業者の株価収益倍率(EBITDA倍率)は軒並み15~20倍で、堅実な業界としては高評価を得ている。

従来型のホスティングは、いわば「箱モノ商売」であるため、箱がちょうどよい程度に一杯の状態が続けば、安定収益が持続できる。ただ、この先さらに需要(=保存データ量)が急増すると予測されており、箱からあふれてしまう可能性がある。

カンファレンス主催者であるThe 451 Groupの講演では、この先のデータ量急増の要因として「モノのインターネット(Internet of Things, IoT)」と、それを含む「ビッグデータ」が挙げられた。これに対し、正直なところ聴衆の反応は今ひとつ「ピンと来ない」といった様子で、ここでも「ビッグデータの大波だ、データが多すぎてストレージが足りない」というシリコンバレーの切実な雰囲気とのギャップが感じられた。シリコンバレーのような逼迫状況は、まだ地方には及んでいないということだろう。

「モノのインターネット」について解説するThe 451 Groupのリサーチャー、レイチェル・シャルマーズ


◆ 箱モノからクラウドへ


それでも、この波は着実に、徐々に広がっている。

カンファレンスでのThe 451 Groupの講演によると、インターネット・インフラストラクチャーの売り上げは、2010年390億ドルから2013年には680億ドルと、年率20%で成長すると予測している。これらのうち、現時点で売り上げの大きな部分を占めるのは、従来型のマネージド・ホスティングやマルチテナント・データセンターであるが、成長率が最も高いのは「クラウド・コンピューティング」分野で、年率62%の成長を示している。

これら各種のホスティング・サービスの詳細説明については後の回に譲るが、おおまかに言えば、従来型が「箱モノ」であるのに対し、「クラウド」はもっと拡張性が高く、フレキシブルなサービス提供形態である。

ビッグデータの性質は「3V」、すなわち「Volume(物量)」「Velocity(速度)」「Variability(変化性)」とよく表現される。短期で急速に量が変化し、突然バーストしたり、内容が変化したりするのが特徴で、これに対応できるよう、データセンター側も可変性の高い「クラウド」型になっていく必要がある、というのがThe 451 Groupの講演の主旨であった。

カルテック天文学マイク・ブラウン教授のゲスト講演。ブラウン氏による小惑星発見が「冥王星追放」につながったことで知られる。この分野で、どのように文字通り「天文学的」な量のビッグデータを扱って研究を行なっているかの裏話が面白かった。


さらに、データセンター管理の分野においても、単に箱をメンテするだけでなく、上位レイヤーの部分までを意識した管理が必要であるとの議論が興味深かった。例えば、電力管理といった物理的な部分でも、ヴァーチャルマシンの一部で電力が落ちた場合、どの部分に切り替えて立ち上げるかわかっていなければ対応できない。アプリケーションまで視野に入れた総合的なマネージメントが求められてきている。

欧州企業シュナイダーによる、「上位レイヤーを理解したデータセンターの電力マネージメント」の説明スライド


◆ アマゾンの存在感


さて、今度は少々視点を変えて、「クラウド・サービス」というくくりで考えてみると、おおまかに「SaaS(Software as a Service)」「PaaS(Platform as a Service)」「IaaS(Infrastructure as a service)」という3つのレイヤーがある。このうち、ホスティング業界が担当する部分が「IaaS」である。

The 451 Groupの講演では、IaaS分野のほぼ半分のシェアをアマゾンが占めており、圧倒的に強いことが示された。これに、ラックスペース、ベライゾン・ビジネスなどがかなり引き離されてついていっている。(数字は公表されなかった)このため、クラウド・ストレージの業界では、アマゾンのS3(Simple Storage Service)がデファクト標準であると言ってよい。

会議ではアマゾン自身はスポンサーになっておらず、全くプレゼンスはなかった。一方で、多くの講演やパネルでよく引き合いに出され、そこでは「自分たちの主要事業であるマネージド・ホスティングが、アマゾンのS3に侵食されてしまうのでは」という不安が感じられた。上述の「ビッグデータ」に対する懐疑的な雰囲気も、もしかしたらこのことが背景となっているのかもしれない。The 451 Groupはそれに対して「実際には、マネージド・ホスティングとクラウドはそれぞれ得意分野が違うので、共存していくはず」と主張していた。

◆ Cloudianコミュニティ版


さて、このコラムのスポンサーであるクラウディアン社は、このカンファレンスにて、無料版「Cloudianコミュニティ版」を発表した。

Cloudianのソフトウェアを使うと、アマゾン以外のホスティング・プロバイダーや企業ユーザーが、自前でS3対応「アマゾン・スタイル」のクラウド・ストレージ・システムを構築することができる。

「コミュニティ版」では、通常エディションとすべて同じ機能を使うことができ、ストレージ容量100テラバイトまで無料である。

同サービスの詳細については、クラウディアン社のウェブサイトを参照してほしい。


海部美知(かいふ・みち)


エノテック・コンサルティン グCEO(最高経営責任者)。ホンダを経て1989年NTT入社。米国の現地法人で事業開発を担当。96年米ベンチャー企業のネ クストウエーブで携帯電話事業に携わる。98年に独立し、コンサルティング業務を開始。米国と日本の通信・IT(情報技術)・新 技術に関する調査・戦略提案・提携斡旋などを手がける。シリコンバレー在住。子育て中の主婦でもある。ブログ:Tech Mom from Silicon Valley。Twitter ID:@MichiKaifu。 著書に『パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本』(アスキー新書)がある。






Cloudian(クラウディアン)について


Cloudian(クラウディアン)は日本、米国、中国に拠点を持ちグローバルに展開しているソフトウェア開発会社Cloudianグループが開発提供するクラウドストレージを構築できるパッケージソフトウェア製品です。

Cloudianで構築するクラウドストレージは、事実上の標準であるAmazon S3に互換する豊富なAPIを備えており、数百から千種類に及ぶAmazon S3対応アプリケーション、ツール、アプライアンス、サービスを利用することができます。

Cloudianは、「ニフティクラウドストレージ」を始めとするクラウド事業者の商用クラウドサービスに採用されているほか、プライベート、ハイブリッドクラウドにおいても利用することができます。