2012/01/31

Cloudianのパートナーに関するプレスリリースを行いました

2012年1月31日、Cloudianのパートナー制度の導入と6社のパートナー様についてプレスリリースを行いました。次のように多くのメディアに記事にしていただきました。

businessnetwork.jp Geminiの「Cloudian」がパートナー制度を導入

朝日新聞デジタル:S3 REST API完全準拠のクラウド・ストレージを構築できる Geminiの「Cloudian」がパートナー制度を導入

日刊工業新聞Business Line:ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズ、「Cloudian」がパートナー制度を導入

クラウドWatch:クラウドストレージ構築ソフト「Cloudian」にパートナー制度を導入

CloudZine:S3 REST API完全準拠のクラウド・ストレージを構築できるGeminiの「Cloudian」がパートナー制度を導入

6社のパートナー各社は次のとおりです。



CloudianはAmazon S3 REST APIに完全準拠のクラウドストレージを構築できるパッケージソフトウェア製品です。このS3 REST APIを利用するWebサービス、アプりケーション、アプライアンス、ツールは数百種類が公表されています。このため、S3 REST APIはクラウドストレージの事実上の標準とも言えるようになってきました。このS3 エコシステム(生態系)がクラウドストレージ市場をドライブすることになることは間違いないでしょう。

いまはS3 REST APIは、不特定多数のユーザーが利用するパブリッククラウドのためのWebサービスなどのために使われていますが、企業内で利用するプライベートクラウドにおいてもS3 REST APIによるアプリケーションやアプライアンスを利用し、パブリックとプライベート間を相互でバックアップするなどのハイブリッドな利用に対するニーズが寄せられ始めています。

Cloudianは今回発表した6社のパートナー各社とともに、このようなハイブリッドなニーズに応えていきます。ご関心のある方は、ぜひクラウディアン株式会社のサイトからお問い合わせください。

2012/01/25

M&D Report 2月号にて、Cloudianが紹介されました

MM総研が発行する月刊IT総合情報誌、「M&D Report 2012年2月号」のトレンド特集記事、「多様な顧客ニーズに優位性の深化とサービス拡充で応える - オンラインストレージ市場の動向 -」において、Cloudianが他の6社のサービスとともに紹介されました。


「S3 REST APIに完全準拠したクラウドストレージシステムを構築するためのパッケージソフトウェアとしては、唯一無二の存在という優位性を活かし、どのようにストレージ市場を変革させていくか楽しみである」


という締めがたいへんに印象的な記事です。ぜひ、ご覧いただければと思います。

2012/01/10

Cloud Storage: Leveling the playing field (米国ZDNet)

2012年1月10日の米国ZDNetにGeminiのR&D責任者であり、日本においてもNOSQLやCassandra Hands-on トレーニングで講師を務めたGary Ogasawaraの寄稿記事が掲載されました。ここに日本語でご紹介いたします。

Cloud Storage: Leveling the playing field (ZDNet)


注釈 -  Amazon S3 は、最有力のクラウドストレージサービスです。使い易さ、機能的なREST API、利用量に応じたコストといった柔軟性のため、とりわけ中小ビジネスから評価を得ています。しかし、データセキュリティとリスク管理という点からは、Amazonから離れ、特に顕著な場合には、プライベートクラウドのための代替ストレージプラットフォームを構築するという考え方もあります。EMC Atmos, Windows Azure, Rackspace Cloudは、Amazon S3の代替です。しかし、S3 APIを提供していません。このことは、新規APIを使うため、アプリケーションの書き換えという高いスウィッチングコストをユーザーに生じさせます。

理想的なソリューションは、100%、S3 APIに準拠しているクラウドストレージ・ソフトウェアパッケージです。これは、プライベートクラウドのためのエンタープライズや自社ブランドのクラウドストレージサービスを提供するサービスプロバイダーに利用されます。それにより、既存のAmazon S3アプリケーションは、新しいシステムに単純に移行させることができます。

この種のソリューションを開発するためには多くのチャレンジがありますが、ここでは3つの一般的なチャレンジを紹介します。まず、このシステムは、クラウドストレージプラットフォームの極めて高い信頼性と拡張性を提供しなければなりません。クラウドストレージの主要命題はデータが決して失われないということです。拡張性に関しては、このソリューションは数台のノードから複数地域にまたがる数百台のノードという大規模システムにおいて稼動しなければなりません。

ふたつめとしては、S3 APIとの互換性を構築し、維持することが難しいということです。たとえば、Openstack Swiftは、S3互換レイヤーを提供していますが、それは、もっとも基本的な機能を提供するだけです。重要であり、広く利用されているマルチパート・アップロードやアクセスコントロールリストを備えていません。そして、Amazon S3のエンジニアも静かに待っているだけではありません。すなわち、新しいAPI機能を開発し続け、あらゆる互換システムに対して、絶えることの無いキャッチアップを強いることになります。

3番目としては、システムの運用保守はシンプルで低コストでなければならないということです。ユーザーの追加と削除、レポーティング、請求処理といった管理機能は、簡単で信頼性があることを求められます。システムに容量を加える、動かないノードを検知して交換する、バックアップ、再起動のようなシステム運用も全て提供されなければなりません。

Cassandra、MongoDB、HBaseといった商用グレードのNOSQLデータベースが最近開発されていることは、理想的なソリューションを可能にする重要な要素となってきています。これらのストレージソリューションは、拡張性、高可用性、高性能をサポートするために土台から設計されています。概して、拡張性/可用性/性能を得るためにクエリが複雑になるトレードオフとして、それらはシンプル読み書きオペレーションだけを提供します。

たとえば、SQL型トランザクションは通常サポートされません。これらのNOSQLデータベースは、クラウドストレージシステムにとって、高可用性と性能を維持しながら数台から数百台のノードに拡張するための分散型システム基盤を提供します。もっとも重要なのは、一連の分散ノードをまたがる複数のレプリカをいかに管理するかというアルゴリズムが備わっているということです。

しかしながら、NOSQLデータベースは、SQLデータベースと同様の理由により、オブジェクトを格納するために適してはいません。格納されるオブジェクトは本質的に変更できないBLOBです。それらは一度書き込まれると、変更される必要はなく、インデックスされるかクエリされるコンテンツを持ちます。データベースにBLOBを格納することは、NOSQLデータベースでも、機能と言う点で過剰となります。データベースは、大きなオブジェクトを効果的に取り扱うように設計されていません。いくつかの交差するポイントにおいて、ファイルシステムにファイルとして単純にオブジェクトを格納するほうがより効率的になります。このことは、究極のソリューションにつながります。すなわち、ファイルシステム(データベースの代わりとして)に格納されたオブジェクトを管理するためにNOSQLデータベースの分散型システムを使うというハイブリッドアプローチです。

NOSQLとファイルシステムのハイブリッドアプローチは、上記の3つのチャレンジの一番目を解決するだけです。上記の他の2つのチャレンジもまた重要です。しかし、大部分が技術的なチャレンジではなく、優れたエンジニアリングの実行であるという点が異なります。

バイオグラフィ 
Gary Ogasawaraは、 Gemini Mobile TechnologiesのVP Engineeringです。これまでサービスプロバイダー向けの大規模メールシステムと高性能、高容量ソフトウェアシステムを開発してきました。GeminiのCloudianは、S3準拠のストレージソフトウェアパッケージです。