2010/12/20

『「Big Data」との戦い』 連載第4回 「オープン化とBig Data技術」

5回連載の『Big Dataとの戦い』連載第4回目となる「オープン化とBig Data技術」がアップされました。

「オープン化とBig Data技術」

Hibariをオープンソースとしてリリースする際に調べ、考え、議論したことや、リリースしたあとにメーリングリストなどの問い合わせを通じて学んだこと、「NOSQL AFTERNOON in JAPAN」や「NOSQL Hands-onトレーニング」を通じて経験したことをベースに、Big Data技術におけるオープンソースのビジネスモデルについてまとめました。

実は、脱稿後にもうひとつビジネスモデルがあることに気が付きました。それはログ付きのTシャツやマグカップなどの物販や、スポンサーにより運営されるビジネスモデルです。

Hadoop/HBASE、CassandraやHibariといったBig Dataを取り扱うNOSQLデータベースの大半は、自社利用を目的に開発したのちに、オープンソースとしてリリースされているため、この記事に記載したビジネスモデルがあてはまると考えています。

しかし、他の領域では自律的なコミュニティをベースにしたオープンソースプロジェクトが存在します。むしろ、オープンソースのイメージはこちらの方が「本物」という印象が強いかもしれません。

こういったオープンソースの開発者は、自分の本業とは別にこのプロジェクトのために時間を割き、規模が大きい場合にはコミュニティとして複数のキーとなる開発者達と共同で開発をしてゆきます。そして、ある一定の規模になると、コミュニティの運営のためにコストが必要となり、上記のような物販や、このオープンソフトウェアから恩恵を得る企業からのスポンサーシップを受けることで、組織を維持するのだと思います。

仮に、Hibariが一定規模のコミュニティに成長するようであれば、コミュニティ維持のために、Geminiとしても、ぜひとも支援したいと思います。この記事を書いたあとで、そんなことを考えました。